食の謎

なぜ二日酔いの時にラーメンが食べたくなるのか?対処法も教えます。

二日酔いの時に、やたらとラーメンを食べたくなる事はありませんか?

二日酔いだけでなく、飲んだ締めにラーメンを食べたくなる事もよくあるかと思います。

飲んだあとのラーメンは決して健康に良いとは言えず、太る原因にもあるためあまりお勧めする事は出来ませんが、それでもつい食べてしまうだけの理由と根拠があります。

この記事では、二日酔いにラーメンが食べたくなる理由と、その対処方法についてお話したいと思います。

二日酔いによっておこる症状とは

二日酔いの症状は、

・お酒に含まれるエタノールによる利尿作用、脱水症状

・エタノールによって鈍くなった神経を回復させるためにナトリウムイオンを要求

・肝臓のアルコール分解、脳自体が神経を回復させるために使うエネルギーをするために、炭水化物(糖)を要求

という症状が出てきます。

ラーメンは二日酔い対策のために体が無意識に欲しがる

先ほどの二日酔いの症状をみるとお分かりだと思いますが、これらの症状をすべて解決してくれる料理がラーメンという事になります。

ラーメンの麺は炭水化物(糖質)で、スープは水分と塩分を両方摂取する事が出来ます。またとんこつラーメンなどのこってり系ラーメンやチャーシューが具材としてあると、脂肪の摂取になります。

脂肪は胃の粘膜をコーティングして、アルコール吸収を抑える働きがあるため、飲んだ後は自然とこってり系のラーメンの方が好む傾向があります。

つまり、二日酔い時に一番欲しい栄養をラーメンでほぼすべて賄えるため、体が無意識のうちにラーメンを欲しがっているという理由になります。

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二日酔いの効果が発揮されやすいラーメンとは

ラーメンと一言でいいましても、とんこつラーメン、醤油ラーメン、味噌ラーメン、塩ラーメンなど様々な種類のラーメンがありますが、二日酔いの効果が発揮されやすいラーメンは一番何か気になるかと思います。

私は、数年前に札幌に住んでいた事があり、札幌はカレースープで有名ですが、カレーラーメンもお店によって何軒かありましたので、会社の飲み会の帰りにカレーラーメンを食べる機会が多かったです。

カレーラーメンは意外と二日酔いにある程度の効果があると思われます。

カレーに含まれているターメリックは、飲み会の前後で皆に寵愛されているウコンの事であるため、二日酔いに効果が出やすいというのは頷けると思います。

しかし、カレーラーメンは他のとんこつ、醤油、塩、味噌に比べてそこまでポピュラーでもないので、ラーメンにしなくてもカレーライスを食べるのも効果があるのかも知れません。(やった事が無いので確証は出来ませんが・・・)

二日酔いにラーメンを食べないようにするには

二日酔いにラーメンを食べないようにするのには、飲み会時の食事の取り方にあります。

ラーメンは炭水化物以外は、ほぼ塩分か脂肪分であるため、おつまみ系で枝豆や唐揚げ等の塩分や脂分をいつもより多く食べると良いです。

勿論、そこで食べ過ぎたら元も子もないので、ある程度のバランスは必要になりますが、飲み会お開き直前に食塩があればそれを舐めるのも効果があります。

ラーメンが無性に食べたくなるのは、とにかく塩分不足であることが圧倒的に多いため、塩分をいつもより多く取る事を意識するだけでも、余計な物を食べずに済むと思います。

まとめ

飲んだあとにラーメンを食べますと、余計なお金がかかるのもそうですが、健康上よろしくないため、食べると罪悪感に襲われる人もいます。

しかし、ラーメンは飲みすぎた時に体が無意識に欲しがるため、二日酔い対策で食べる事は科学的な根拠は立証出来ませんが、必ずしも悪いとも言い切れません。

一番駄目な考え方は、二日酔い対策としてラーメンを食べる習慣が染み付くことです。

飲み会後や二日酔いのラーメンは体が欲している分、格別に美味しいのは間違いないため、何でもかんでも禁止にするのもストレスが溜まりますので、食べ過ぎない程度であればそこまで気にする問題ではないと思います。

全ての事に言えますが、何事もほどほどが一番良いと言う事です。

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