チョコレートを食べると、太る、ニキビや肌荒れ、鼻血が出るなどネガティブなイメージを持つ人が多いと思いますが、チョコレートは、脳や恋愛、ダイエットにも良いという事実をご存知でしょうか?
確かに、チョコレートを食べ過ぎると体への害は出てきます。
しかし、チョコレートは適量さえ守れば、体へ害を与えるどころか、逆に素晴らしい効能をいくつも与えてくれます。
この記事では、チョコレートを食べる事で得られる効能についてお話していきます。
脳にあたえる効能とは?
疲れた脳を再び活発にさせる
勉強やデスクワークなど、頭を使う作業を長い時間やっていますと、脳が疲れてきて甘いものが欲しくなる瞬間が出てくると思います。私もチョコレートを食べながらこの記事を書いております。
脳はエネルギーとしてブドウ糖しか使えないため、脳が疲れている時は、チョコレートに含まれているブドウ糖を摂取する事で、ガス欠した脳の働きを再び動かしてくれるエンジンの役割を果たします。
集中力、記憶力、思考力を高める
チョコレートに含まれているカフェインの仲間にあたるテオブロミンという成分が、大脳皮質を刺激する事で、やる気を高め、集中力や記憶力、思考力を高める役割を果たします。
ボケ予防
チョコレートに含まれるカテキンやアントシアニンが脳血管内で抗酸化作用を発揮するため、ボケ予防に効果があるとされています。
恋愛に与える効能とは?
2月と言えば、恋愛の最大のイベントであるバレンタインですが、日本でバレンタインと言えば、チョコレートを好きな人に渡す日と認識されています。
実際、このバレンタインの日にチョコレートを渡す風習があるのは日本だけで、チョコレートメーカーやお菓子メーカーが売上を伸ばすための戦略である事は認知されていますが、実は、バレンタインのこの風習は科学的に理にかなっており、恋愛においてチョコレートは素晴らしい効能を与えてくれます。
リラックス効果を与える
恋愛初期はまだお互いの事をよく知らず、緊張した状態で、相手の懐に入っていけない事があるかと思いますが、カカオには副交感神経が優位に働く効果があるため、リラックスした状態にさせてくれます。
リラックスする事で、緊張からくる気まずい雰囲気を一掃するきっかけが生まれるかもしれません。
幸せな気持ちになる
チョコレートを食べると、エンドルフィン、いわゆる「幸せホルモン(恋愛ホルモン)」という脳内物質が分泌されます。
そのため、チョコレートを食べる事で恋愛しているときのような感覚になるため、好きな人にチョコレートを渡して食べてもらう事は、かなり理にかなっている事が分かると思います。
脳を酔わせる
チョコレートに含まれるギャバ(GABA)には大脳を抑制して、飲酒状態に近い状態になるため、口説きやすくなります。
チョコレートを食べて脳が酔った状態と、実際に恋をしている時の脳の状態が近いため、口説きやすいと言われております。
ダイエットへの効能とは?
チョコレートは、砂糖や脂肪分がたっぷり入っているうえ、カロリーも高いためダイエットへの効能と言われてもピンと来ないと思います。
当たり前ですが、いくらチョコレートがダイエットに効果と言っても、食べ過ぎては何の意味もありません。
また、ダイエット効果は、カカオの成分によって得られるため、できる限りカカオ含有量が多いビターチョコレート(70%以上が理想)を食べたほうが良いです。ミルクチョコレートの場合、カカオ含有量が少ないというよりは、砂糖分や脂肪分が多く含まれるため、それが問題になります。
食欲を低下させる
チョコレートに含まれているカカオポリフェノールが、満腹中枢を刺激するため、食欲を抑える働きがあります。
代謝を良くする
血流が良くなり、冷え症の改善に繋がり、代謝が良くなる効果があります。
最後に
チョコレートは、一般的にマイナスのイメージがつきまといますが、それ以上にたくさん素晴らしい効能があります。
チョコレートは適量食べれば、上記の効能をたくさん受ける事が出来ます。
チョコレートが好きだけど我慢している人は、ずっとチョコレートを食べない生活をしてストレスを貯めるなら、チョコレートを毎日決められた量を食べて、脳の活性化、恋愛、ダイエットに効果が出る方が圧倒的に良いため、好きな人はチョコレートを食べる瞬間を身につけた方が良いです。